-四十四の羽根-


-もう少しで手が届く-

あと

どのくらい手を伸ばせばいいの?

遠くで輝く貴方の顔が
月の光に照らされて瞬きつづける

月よりも近くに見えて
手を伸ばせば届きそうなのに
右手を伸ばしても
貴方の顔に触れることさえ出来ない

「あと僅か」に永遠の距離を感じるのは

きっときっと、幻想ではなくて現実

それでも私は貴方を見つづける

月夜の下で輝く貴方に

届きそうな手を精一杯伸ばして、今日も夜明かし

ねえ?

あと、どのくらい手を伸ばせばいいの?

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