-四十四の羽根-


-紡がれた言葉の重さ-

消えてしまおう
と、不意に思う

己の意思とは無関係に
己の心を無視するかのように

それを言葉にすれば、
それはすでに己の意思であり
責任の範疇である事は
気が付いても
言わぬが、華

何を消すのか
何処から消すのか
どうして消えるのか

無意識のうちに吐き出した
言葉の裏を探ることは出来なくても

吐き出された言葉は紛れもない真実の一片

不意に思った「消えてしまおう」

するしないの重要さよりも
口からつむがれた事実の重さを知る

←8th To gallery 10th→