夜を歩く -Walking through the NIGHT-
服を着よう
靴を履こう
裸でも・・・いいよ
街を歩こう、夜歩こう
月夜でも、雨の中でもいいよ
東京は夜でも明るくて、昼間とはいわないけど
ずーっと夕方のままで、気が付いたら朝だった。
そんな感じ
よく考えると東京には夜がないのかもね
おそろいのスニーカーを履いた君が笑いながらそういう
それは夜を知らない、君だから言える話。
東京にも夜はあるよ、光の届かない闇が
でも、それは。
普通の人には見えない秘密の場所
いや、普通の人は一生入ることのない内緒の場所なんだ
夜を歩く
ドキドキしながら電灯と、いくつかのネオンに支えられた東京を
おそろいのスニーカーで一緒に歩いていく
今はもう、君が隣にはいないけど、
君は闇の向こうへと旅立って、
もう戻ることはないのだけれど
それでも僕は夜を歩こう
いづれ闇の中で、同じスニーカーに出会える日もあるかもしれない
それを信じて
今夜も夜を歩こう
服を着よう
靴を履こう
裸でも・・・いいよ
・・・あ、靴は忘れずに
君を探す最後の目印だから。
98.10.21 in da nite