脳内逃避行 - Delusion -
気の遠くなる話
目眩がして
指先から関節を数えるように麻痺していく
イノセントな笑顔と
微かにもれる声に心が縛られていく
忘れられない出来事
忘れたくない出来事
辛くなると言うのならば
それは、辛くなってから考えれば済むだろう
今は自分の気の済むように
臆病になるには、まだ早い
貴方の言葉に、鼓動が早くなる
この話、すべて幻というのなら
気が遠くなっていく
眩み
歪み
幻想に逃げるのはいともたやすく
それはもう、だいぶ前に置いてきた戯言
何も語れないなら
何も語らなければいい
きっと、伝わる日もくるのだろう
その日まで、
僕の逃避行は始まらない
今は自分の気の済むように
臆病になるには、まだ早い
貴方の言葉に、鼓動が早くなる
この話、すべて幻というのなら
それは、また
幾夜に重なる不夜の序曲なのだろう
でもそれは、もう少し先の話
98 12 27 in da house