BIO HAZARD 2(株式会社カプコン)
プレイステーション用 標準価格 \6,800.-
洋館に起きた、あの悪夢の惨劇からもうどれくらいが立つのだろう。
開発スタッフがほぼ「Gウイルス」に侵されて、
ゾンビ化してしまっているんではないか?というくらい、
汗と涙と人生を流しながら世に送り出した、
あの珠玉のホラーゲームが帰ってきた。
カプコンでは(私的には)「ストリートファイター」シリーズに続く出世頭、
ミリオンセラーの「バイオハザード」の続編、「バイオハザード2」(1月28日発売)である。
ストーリーは前作の続編、
アメリカ中西部にある「ラクーンシティ」の洋館で起きたあの惨劇から2ヶ月
・・・こんどの舞台はラクーン市警、そう、警察所が舞台である。
ここに赴任する新米刑事レオンと
前作に登場している兄、クリスを追ってこの町にやってきたクレアの二人に
永く、辛い、恐怖と絶望が交差する惨劇の夜が待っている。
ゲームシステムは、有名な作品だから知られているとは思うが、念のため、
ゲームは基本的にアクションゲーム。
プレーヤーは主人公となり、館の中に仕掛けられた様々なパズルや謎を解き、
せまりくるゾンビを倒し、時には避け、最終目標は、ゾンビの来ない安全なところ、つまり街の外に脱出するのである。
ゲームの視点は、目線でもなければ俯瞰でもない、俗に言う
というものだ、
ゲームは主人公が歩くことで、場所毎にカメラが設置されているかのように、主人公を写す。
その画面展開はまさに、
むーびぃー
なのである。
前作もそうだったが、
バイオハザードの恐いところは、
ゲーム性と同格でドラマ性というかムービーエフェクトを大事にする。
ようは、モニターにうつる主人公のアングルは、
自分の灰色の脳細胞に残っているホラー映画で叫んだ記憶のあるアングルとシンクロニティするのである。
そして、随所で物語の進行部分になるとムービーシーンが展開。
アートアニメーションになる。
再び、プレイヤーが動かすときも、元のゲーム画面が映画的なアングルでゲームをするから、
アニメーションとプレイの境目がない、
つまり、殆ど途切れることなく1本の映画を見るのと同じ感覚なのである。
唯一違うとすれば、主人公を動かすのは自分自身であると言うこと。
このソフトで最も共感が持てるのは、
他のゲームを比べても一歩頭を出ているかもしれない部分がある。
それは、
どうしても昨今のゲームと言うと、プレイしている人が楽しいという傾向があるが、
バイオハザード2に関しては、廻りで見ている人が、
壁から出てくるのとか、
窓ガラスぶち割って入ってくるやつとか、
振ってくるやつとか、
飛んでくるやつとか、
カサカサいう奴とか(笑)に、一驚一恐する事が出来るのである。ただ、
ゲームしている人は見物人の7.235倍怖い(当社比)
のも、また事実である。
私はもともとホラー映画が苦手なので、
怖さはその更に倍で竹下景子さんくらいになる。
その気分ったらもう、
自分に3,000点
って感じである。
また、このゲームはレオン編とクレア編がそれぞれ1枚ずつのディスクになっていて、
どちらからでも始めることが出来る。
それと同時に、2枚クリアで初めて1つのストーリーが完結する。
このストーリーは、クレア→レオンとレオン→クレアで微妙に、かつ大幅に変わる。
そのストーリーの緻密さと、細部にわたった設定(複線の張りかたやFAQに対する明確な答えの準備)の妙味を、
骨の髄まで堪能して欲しい。びっくりするくらい細部へのこだわりが厳しい。その評価はゲームへの視点ではなく、
映画に対する視点で評価すべき部分でもある。
私は、31日に購入、土日で8時間を要して1枚目をクリアし、
月火で同様に8時間を費やして最初の表裏をクリアした。
続けて2回目は3時間30分ほどで1枚をクリアするに至った。
このゲームには、
キャラクターがゾンビを沢山倒して、経験値を入手し、
レベルアップするというシステムはまったくない、
しかしプレーヤーが進化するさまをまざまざと見せ付ける。
ある意味では「経験値ゲット実体験ゲーム」である。
このゲームはまだまだ、
奥が深いので永く遊んでいくつもりではある。
おまけにバイオハザード用にガンのグリップ部の形状を仕様に組み込んだガングリップコントローラーも出る。
私はそこまでできないが、つわもの達は、
夜中の12時前後に部屋の電気を消して、
20インチ以上のテレビで、
ヘッドホンを付けほぼ最大音量にして、
ゲームをするらしい。しかし、そんなことをしてると、
夜な夜な暗く静まり帰った部屋から
「うわっ!」「ひぃぃ」「きゃー」という声と、プラスチックを叩く、
なーんて音が聞こえてくるのである。
ちょっとではあるが、やばめになるので注意して欲しい。
さて、評価の方だが、散々誉めてはいる、ストーリも好きだし。
しいていえば、2枚目の○○が○○の時に○○が出て、おまけに○○が○○の○○しかないのがいじめ、
何のことだか分からないので止めておこう。
愛リンで紹介しているページの作成者の方から、こんなメールを頂いた、
「クレア&裏レオン併せて20時間もかかりました (^^;
1の方は「ヨーロピアンゴシックホラー」なかんじで、
すんごく怖かったのに、今作は「ハリウッドB級ホラー」に成り下がった。
出来はよいゲームなので好みの問題でしょうね」
というもの。
このゲームはゲームレビューするであれば、4つ星、
映画として評するならば、下手なホラー映画の数倍は面白い映画であると言える。
どうしても、ホラー映画は嗜好が出る。
バイオハザード1は好きだけど2はちょっと、
と言う人は多い。
無論、逆の人も沢山いるだろう。
ゲームとしても映画としても優秀。
特に映画的に見れば「プレーヤー」の腕に左右されるが、
本当に映画を見ているような気分にさせられる。
あとは、この手のゲーム、この手のシチュエーションにおけるホラーが、
ぼくは、怖いものがだめなのでどっちも嫌い。
ただ、怖いもの見たさをくすぐる充分な力を持った怖いものである。
でなければホラー映画大嫌いな人が、映画館の3倍の金を払って、
怖いゲームなんかやらない。
ようは、総合でも堂々の4つ星。「買い」である。
減点の一つ星はストーリーに関るので言えないが、
伏せ字にするので、たどり着いたものだけが共感してくれれば。
1つ星が足りない理由は最後、
つまり▲▲▲ィ▲があまりにも■■を意識しすぎているという部分。
確かに昨今の映画はそういった▲▲▲ィ▲▲が多かったけど、
バック○○○ザ○ュ○○ャ○のように■■があっても、
きっちりとした上で、▲▲の方からかぶるとか手はあるはずである。
決してそれが全面的に悪いわけではないのですが、正直な話、
どうも、すっきりしない。
また、2年くらい待たなきゃ、このもやもやと言うか、
胸の痛みはすっきりしないのか。
けど、面白いからまぁ良いかぁ。
カプコンさん、
次回作も怖がりながら待っていますので、はやく出してね。
次回予告!!