火 24 12月 2002
9月から書き始めて30本目。2002年中にここまで書けたのは、私としては目標を大幅にクリアしたといえるだろう。実際には10本くらいしか書かないかな、と自分でも考えていたからだ。
メールや掲示板での反応は想像以上に少ない。まあ、しょっせん無名の一マジシャンの戯言と言う点ではイチイチ反応してられないという話もなくはないが、文句を言わないとドンドン書き続けるだろう。賛同や感想などあると、、、、やっぱドンドン書き続けるだろう。ようは書き続けるわけだ。
本来であれば、反対意見がもっと噴出しないかな、と考えていたのだが思った以上に意気地なしが多いのか、それとも概ね同意見なのか。やっぱり見られていないというのが落ちな気もするのだが、この辺は来年あたりから問い詰めていきたい。私は業界の重鎮の皆々様がもっとこういう事を言葉にし、ネットに考え方やベースになっている理論を書き記すことで、それぞれのオエライさんの魅力などが世に出るのではないかな、と考えている。それぞれのトップクラスのマジシャンはそれぞれに美学やこだわりがあり、それらに人は惹かれているはずなのだ。だからこそ、それを曝け出すことは、返せば魅力を知ってもらう手法の一つではないか、と考えているのだが、暴力的な考え方なのだろうか。
マジック業界は毎度おもうのだが閉鎖的な村社会だと思う。隣の村が仲良くなければ徹底的にこきおろす。しかし、村同士はお互い同じ土地にあるわけだから、意外と村長同士は認めるところは認めたうえで、否定するところは否定する。リスペクトの精神はどこかに必ずあると思う。もっともうるさいのは中堅支持層の意見で、これは東西ドイツ統一の際の反対運動などと見え方はまったく一緒だ。
これは2ちゃんねるなどに言われる「渋谷系」だけを指しているわけではない。規模の大小、団体間や個人間などの遺恨など、挙げればキリがないというのが現状ではないだろうか。まあ、ウイザードインや柳田氏、緒川氏の名前を聞いただけで毛嫌いする人が多いのは、この業界においてはありがちな話である。
一方で渋谷系とか何処何処系とかを気にせずボーダレスな関係を意識的に展開する人たちもここ数年で増えてきているのも事実である。大きな声では言えないが小さな声ならなんとか、というレベルでも、団体間、個人間でのコミュニケーションが少しずつ進んでいくのは、この業界においては明るい材料ではないかと思う。
私自信は、マジック界は半永久的に統一したりすることはないと考えている。よくマジック業界は戦国時代的な発想をするパターンがあるが、私的にはマジック界はプロレスの世界に非常に似ている。力道山の日本プロレスからはじまり、アントニオ猪木の新日本、ジャイアント馬場の全日本、国際プロレスという複数団体時代を経て、さまざまな異端児を創出し、乱立する多団体時代へと進んでいく。これらは離合集散を繰り返しつつも、なお多団体を形成し続けている。決してすべてが一つにまとまることは、日本においてはないだろう。(アメリカはもう少しでなりかけたが、統一までには至っていない)
プロレス界も多くの遺恨や因縁を持ちつづけていた、しかし時代が進み、多団体による業界の沈静化などによって、求められるべく、各団体間での対抗戦や交流などが盛んになってきた。永遠に実現しないと思われていた夢の対戦がファンに提供されているという点でも業界活性への道程を進んでいるのである。マジック界も今後はそうなっていくと思う。世代交代はもうすぐである。
私自身は来年以降も同じように考えを連ねるのに注力するのだが、まだまだイベントやショーを見に行ったり、マジシャンとの交流が人に自慢出来るほど多くない。なので多方面へのアプローチも考えている。どっちにせよ業界内で食べていくつもりがないので、自分の思うがままに活動するのも面白そうだ。会いたい人がいたら誰か呼んでください。遠くないかぎり、時間のかぎり、何処にでも馳せ参じます。ていうかそういう情報ください。
ウイザードインの”ウ”の字を聞いただけで横向く人以外でしたら。
って、そんな人は見ていない。