今日は日本テレビで放映していた「あぶない刑事」を見ていた。私自身はこの「あぶデカ」の昔からの大ファンである。映画よりもテレビシリーズの方が基本的には好きだったのだが、うむ、映画でも何でもいい。見れて幸せ。そもそもメンバー全員歳をくってるので、さすがに今回が最後といわれているし、最後だろう。
足腰弱っているタカとユージはもうみたくないかなそう思う。この辺のファン意識というのは複雑。

往年の素晴らしい時代を見ていたファンが、歳をくってしまったアイドルや、タレント、俳優をみたいと思うか、どうか…これは永遠の課題なような気がする。

マジシャンも似たような命題を抱えている。つまり歳に応じて、自分がどのように変化していくのか?という話である。僕らは、それぞれの歳に応じて様々なキャラクターを構築している。20歳くらいで顔立ちもすっきりしてれば、アイドル風のキャラにもなるし、逆に20歳でも老けていれば、落ち着いた系のキャラを構築する。その辺は、当初は本人の持つ素地がベースになる。

だが、ある程度演じるという力がついてくれば、それは自由自在に変化させる事も出来るだろう。

私の場合、昔っから老け顔である、いや、もっとストレートにいうと、

悪役顔である(ー ーメ)

また、性格が斜陽系・・・つまりひねているのか。演技する時も、気持ち斜にかまえた演技がベースになっている。観客に媚びを売らないというか、生意気というか、さいかの作り出すワールドに、お客さんをひきずりこむタイプ。では、今後もこのままいけるのだろうか?というと

答えはノー。

やはり万人に受け入れてもらえるスタイルではない。これはこれ、なのである。もう一歩向こう側に、つまり階段を上がるためには素直なキャラクターというもう一つの仮面を作りだす必要があるのである。いずれ、出来るとは思うのだが。今のところ自分の中にそれは見えてこないし、それでも必要なことは痛切に感じている。実際には大事な命題かもしれない。

(99/08/11追記)
キャラクターというのは非常に重要でありつつも一辺倒ではないというのが勘違いしてはいけない部分。例えば二枚目が三枚目的な演出をすることで、観客に笑いを提供することはマジシャンだけでなくタレントでも往々にしてあるシチュエーションであるし、また、そんな中から新境地を開拓していくというパターンも決して少なくない。
どうように、三枚目的でコミカルな演技を主流にしている人が一箇所だけシリアスな演技をする事も、他のコミカルな部分を際立たせるためには有効な手法であることを忘れないで欲しい。
また、自分がどういうスタイルになりたいかというのと、自分がどんなスタイルが適しているのかを常に分析し、調査してその存在位置を正確に認識している必要がある。自分のキャラは一つである必要はないし、自分の要望が必ず最適でないというのも残念ながら事実である。まずは何か一つキャラを立てて、それの良し悪しを冷静に分析していくのが手っ取り早い方法ではなかろうか。